諸々を置く場所です。
12月に下書きとして書いたまま投稿しなかった没ツイートのまとめです。ケモノ関連のツイートはありません。
個人的に、今年のはじめにシオランという哲学者に出会えたのは本当に大きかった。シオランの言葉に出会ったおかげで辛かったこの1年間を生き延びることができたような気がする。誰にでも刺さる思想ではないけど。
生産的に生きるために必要な希望を与える人は世の中に数多くいるが、シオランは死を保留するために必要な絶望を与えてくれる人。
二郎（系）のラーメンって片手で数えるほどしか食べたことない。苦手意識がある。別にまずいとは感じないけど、二郎という店舗や客が一体となって作られている文化そのものが異星人の食文化のようで、すごく抵抗を感じる。
横濱家系については小さい頃から好きでいろいろ食べてきたけど、家系好きのステレオタイプになってる「固め濃いめ多め」とかはしない。いつから言われてるのか分からないけど、あれには二郎的ノリと同質の相容れなさを感じる。
まあ、私にとってのラーメンは家族で食べるものだったり、あるいは一人暮らしのちょっとした日常の一部だったりした一方、高校以降に友人らが傾倒していった男文化としての「ラーメン」には馴染めなかったわけで。陰キャの僻みなのかもな。
ブラックフライデーって、10年くらい前はDTMerとか一部の人だけのお祭りだった気がするけど、今やAmazonとかイオンでやってるもんだから驚きよね。日本は年末年始の商売も激しいから大変だと思うけどな。
来年パスポートを更新することにした。絶対に海外に行きたいので。
私の精神不調の回復にあたり、投薬以外の道筋を探し彷徨っていたら、たまたまうつ病勉強会でマインドフルネスに出会った。一人でもできるらしいので、やってみることに。
マインドフルネスといっても瞑想をするわけではなく、10分間自分の呼吸に集中したりはもちろん、何かを食べて（レーズンとか）その味に集中するみたいな方法もあるらしい。そして、集中することそのものよりも、集中が途切れたときに思考が飛んでいたことを自覚するのが大事らしい。ふーん。
真に受けてレーズンを買ってきて、数日間味に集中して食べてみた。大粒だと少し味が薄めで、小粒だと濃い、酸味の強さに多少の個性がある、等々、同じ商品のレーズンでも結構味に違いがあって驚き。こんなの意識したことなかったなあ。
格付けミームって名前がすでに嫌
フォロワーのポストを時系列順に表示することがさも驚くべきことであるかのように語られているけど、本来Xの「おすすめ」みたいな機能は大衆化と最適化の時代に生まれた邪道であって、フォローした人のポストが流れたり、コミュニティやスレッドのようにテーマごとの内容が流れる方がよほど正統なのよね。
個人的には、そもそもフォローしている人の言動の集合＝タイムラインが見えすぎてしまうのもダメだと思うけど、「おすすめ」時代の我々は、それすら言ってられないほど忙しなく消費させられてるわけだ。
身体を疲れさせるためにちょっと走ったんだけど、思えば、今年の前半、膝に怪我を抱えてたときはそれができなくて、実際かなりつらかったわけで。こういう身体に対するちょっとした技術的介入が、日頃の心身の健康を支えているわけだ。
膝を怪我した場合、医療としては単に膝がうまく機能しないという診断をくだす他ないけど、当事者は、膝が機能しない中で生活をするという人生の問題として経験するわけよね。その「人生の問題」がどれだけ深刻であっても、それは西洋医学の治療対象ではない。
実際、また同じような怪我をしたら今度はどうすればいいんだろう。怪我でも病気でも、発症したものを医学的に理解し、治療するプロセスについては豊富に情報が発信されているけど、発症後にその身体とともに人生を生きるための技法についてはほとんど情報がなくて、自分で試行錯誤するしかないことが多い。